公開日:2025.06.10

最終更新日:2025.06.17

無限スクロールテスト

  • SEO
CEO
山田翔大(やまだ しょうた)

ビジネスとしてWebサイトを運用するうえでは、どれだけ有益なアクセスを獲得できるかが重要なテーマとなります。「Webサイトのアクセス数を増やしたい」「SEOが重要と聞いたけれど、どのように取り組めばよいかわからない」といった悩みは、初めてサイト運営を行う方が抱えやすい代表的な課題ともいえるでしょう。
今回は「SEOの基本」をテーマに、目的やメリット・デメリット、対策の仕方などをまとめてご紹介します。

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目次

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「SEO」とは

「SEO」(Search Engine Optimization)とは、日本語で「検索エンジン最適化」を意味するWeb関連用語です。具体的には、Googleなどの検索エンジンにおいて、自社のWebサイトを上位表示させるための一連の取り組みをいいます。 基本的には、ユーザーが必要とする情報を適切な形で届けられるように工夫し、「検索エンジンからの評価を高めること」を目的としています。検索エンジンは、ユーザーが関心を持ったキーワードを入力すると、それに合わせて関連性の高いページが表示される仕組みです。 このとき、検索結果には、検索エンジンからの評価が高いページから順に表示されます。上位に表示されれば、それだけユーザーの目に留まる機会も広がるため、アクセス数増加などの効果が見込めるというのがSEOの基本的な考え方です。

「SEO対策」とは

SEOを意識して実行するさまざまな取り組みの総称を「SEO対策」といいます。SEO対策には、大きく分けると「コンテンツSEO」「内部対策」「外部対策」の3種類があります。 詳しい内容については後ほどご紹介しますが、コンテンツSEOは「ユーザーの検索ニーズに沿った良質なコンテンツを発信し続ける」ことを指し、SEO対策ではもっとも重要性の高い施策です。また、内部対策はサイト内の構造や仕組みを調整し、検索エンジンから評価されやすいようにテコ入れすることを指します。 そして、外部対策は他のサイトからのリンクを獲得することで、検索エンジンからの評価を高める取り組みです。いずれの施策においても、考え方の土台には「ユーザーにとっての有益性を高める」という視点が存在します。 検索エンジンの評価基準も、ユーザーにとっての有益性、使いやすさなどを指標に設けられています。そのため、ユーザーが何を求めて検索しているかの検索意図を考えて、それを反映させたコンテンツの作成や最適化を図ることが重要です。

SEOに取り組む目的

先ほど述べたように、SEOの直接的な目的は、検索エンジンでWebサイトを上位表示させることにあります。そのうえで、企業がSEOに向き合う根本的な目的は、「ビジネスを成長させること」にあると考えられます。 多くのユーザーに自社のWebサイトを閲覧してもらい、資料請求や問い合わせ、商品の購入などの具体的なアクション(コンバージョン)につなげることがSEO対策のゴールです。そのため、SEOの効果はコンバージョンの数や割合、売上の変化などから測ることとなります。

SEOにおける検索エンジンの順位の決まり方

SEO対策を行ううえでは、検索エンジンがどのようにサイトを評価しているのか、メカニズムの観点からも理解しておく必要があります。Googleなどの検索エンジンでは、「クローラー」と呼ばれるロボットがさまざまなWebサイトを巡回しています。 そして、クローラーによってサイトの内容が検索エンジンに登録(インデックス)され、複数の要素をもとに検索順位が決められるというのが基本的な仕組みです。「サイト内のクロール」「インデックス」というプロセスを経る必要があるため、公開して間もないWebサイトは検索結果に表示されません。 インターネット上にあるWebサイトを巡回し、情報収集を行う「クローラー」と呼ばれるロボットに認識されることで検索結果に反映されるため、SEOではクローラーの特性を理解したうえでの対策も重要な取り組みとなります。

SEO対策の3つの種類

先ほども触れたように、SEO対策には大きく分けて「コンテンツSEO」「内部対策」「外部対策」の3つの方向性があります。ここでは、それぞれの具体的な内容について見ていきましょう。

コンテンツSEO対策

そもそもWebにおける「コンテンツ」とは、メディアの情報・中身を指します。具体的にはサイト内のテキストや画像、動画、プログラムを指しており、コンテンツSEOはこれらを最適化する施策の総称です。 最適化とは、ユーザーに検索されたキーワードに対して、検索ニーズを満たしたコンテンツを作成することです。検索エンジンでは、「ユーザーの知りたいこと・興味を持ったことに正確に応えられる有益なコンテンツであるかどうか」がとても重要な判断基準となります。 検索エンジンからの評価を向上させるために、コンテンツそのものの質を高め、サイト全体の有益性を追求していくのがコンテンツSEOの目的です。そのため、「ユーザーの検索キーワードを細かく分析する」「自社が提供できる情報に合ったキーワードを選定する」といった取り組みをベースに、サイト全体の質にも目を向けなければなりません。 そこで重要となるのが、「E-E-A-T対策」です。E-E-A-Tについては、後ほど詳しくご紹介します。

内部対策(テクニカルSEO)

内部対策とは、Webサイトの内部構造を調整し、クローラーが回遊しやすい状態を整備する施策のことです。コンテンツSEOと比べると、より技術面に焦点を当てた施策であることから、テクニカルSEOと呼ばれることもあります。 具体的には、以下のものが挙げられます。

  • キーワードの最適化
  • HTMLタグの最適化
  • 内部リンクの最適化
  • スマートフォン表示の最適化
  • URL構造設計の最適化

キーワードの最適化とは、ユーザーから検索が想定されるキーワードを絞り込む作業を指します。複数のキーワードを設定してしまうと、コンテンツのテーマが曖昧になってしまい、ユーザーの検索ニーズを満たしていないコンテンツと判断される恐れがあるので注意が必要です。 HTMLタグの中でも特に重要なのが、タイトルタグや見出しタグ、ディスクリプションタグなどが挙げられます。これらのHTMLタグはユーザーがWebサイトを閲覧するときの利便性を高めるものであるため、SEO対策として重要です。 また、内部リンクの最適化は自社のコンテンツ同士をつなげるためのリンクをいいます。単にリンクを貼ればよいというものではなく、関連性の高いコンテンツ同士をつなぐことでコンテンツ全体の評価が高まります。 そして、Webサイトはスマートフォンで閲覧される場面が増えているため、見やすい画面を整えておく必要があるでしょう。Webサイトを作成するときには、スマートフォンなどの端末で見られることを想定して、デザインなどの設計を考える必要があります。 さらに、URL構造設計の最適化とは、WebサイトのURLを考えるときのポイントをいいます。シンプルで分かりやすい語句を使うなどして、検索エンジンから適切な評価が受けられるようにしましょう。

外部対策

外部対策は、主に「被リンク(外部リンク)」を獲得することによって、自社のWebサイト以外から信頼性を得るための一連の施策を指します。被リンクとは、外部のWebサイトなどに自社のWebサイトのリンクを貼ってもらう行為を指すことを押さえておきましょう。 たとえば、自社のサイトが外部の「おすすめの○○5選」のようなサイトでリンク付きで引用された場合は、そのサイトからの被リンクがあるということになります。 検索エンジンでは、被リンクの数や質も重要な評価基準の1つです。良質な被リンクが多いほど、サイトの信頼性や権威性が高いと評価されるのがSEO対策の特徴でもあります。 良質なリンクとは具体的に、自社のWebサイトよりもドメインパワーが強いサイトからのリンクや、月間PV数が多いサイトからのリンクをいいます。そのため、質の高いコンテンツを作成し、ユーザーがSNSなどで拡散したくなるような情報発信を継続することも重要な取り組みとなります。

SEO対策として有効な18の施策を種類別に解説

検索エンジンによる評価は、多種多様な要素に基づいて行われています。そのため、SEOについても、細かく分類すれば多岐にわたる対策が存在します。

ここでは、コンテンツSEO・内部対策・外部対策のそれぞれについて、具体的な施策を見ていきましょう。

コンテンツSEO対策6選

まずは、コンテンツSEOにおける代表的な対策方法をご紹介します。

1.Webサイト全体の設計を考える

コンテンツSEOの観点では、最初にWebサイト全体の設計とテーマを考えることが重要となります。ビジネスとしてWebサイトを運用するうえでは、自社の商品やサービスに合わせてコンテンツを設計しなければ効果が期待できません。 サイトのテーマを決めなければ、キーワードも選定できないため、スタートの段階で「何を知ってもらうサイトなのか」「どんなことに役立つサイトなのか」「どんなユーザーに見てもらうのか」を細かく洗い出しておくことが大切です。

2.キーワードを選定する

コンテンツを作成するにあたっては、キーワードの選定が重要なポイントとなります。「どのようなキーワードが検索されやすいのか」「どのような心理で検索されているのか」を調査し、ユーザーのニーズをつかまなければなりません。 キーワードのピックアップには、キーワード選定ツールを使うのが効果的です。ツールを用いれば、実際に検索されている回数が多いキーワードを手軽に把握することができます。 キーワード選定に役立つツールとして、たとえば「Googleトレンド」や「ラッコキーワード」、「ミエルカSEO」などが挙げられます。初期費用をそれほどかけずに利用できるツールも多くあります。 そのなかから自社と相性がよく良いツールを使い、コンバージョンに近いキーワードを選ぶことで効果的なコンテンツを作成しやすくなるでしょう。

3.質の高いコンテンツを作成する

コンテンツの作成にあたっては、量だけでなく質にもこだわることが重要です。SEO上の評価を高めるには、キーワードの検索目的に合ったコンテンツを作成し、サイトにたどり着いたユーザーのニーズを満たせるようにする必要があります。 検索結果を確認し、競合サイトをチェックするなどして、どのようなコンテンツを作成すればよいかを検討してみましょう。

4.検索エンジンが理解しやすいように工夫する

コンテンツの作成にあたっては、検索エンジンが重視する評価基準も意識しておく必要があります。代表的な評価基準として挙げられるのがE-E-A-Tです。 E-E-A-Tとは以下のように「E:経験」「E:専門性」「A:権威性」「T:信頼」の頭文字をとった用語であり、そのコンテンツの質をチェックする基準ともいえます。

主な内容

E:経験

・作成者の経験に基づいたものであるか ・経験ベースでユーザーの課題解決が行えるコンテンツか

E:専門性

・専門性が担保されているか

A:権威性

・外部リンクや監修者などで権威性が担保されているか

T:信頼

・最新かつ正確な情報が掲載されているか

E-E-A-Tを基本的なベースとしてコンテンツを作成することで、サイト全体の有益性が向上し、検索エンジンからの評価も高まりやすくなります。

5.継続して取り組める体制を構築する

SEO対策はすぐに成果が表われるものばかりではないため、継続して取り組んでいく必要があります。コンテンツSEOでは、有益なコンテンツの長期継続的な発信が求められるため、実施する前に十分な体制を整えておくことが重要です。 社内のリソースが不足しているときは、コンテンツ作成や管理などを外部に委託し、安定的に運用するための仕組みを構築するのも1つの方法です。

6.コンテンツを定期的に見直す

どれほど有益なコンテンツであっても、時間の経過とともに情報が古くなってしまう場合があります。例えば、法律や制度に関する内容は定期的に改正が行われるため、できるだけ最新の情報を反映させておく必要があります。 情報のアップデートが行われていなければ、E-E-A-Tにおける評価も下がってしまうので、定期的に見直し・更新の機会を作ってブラッシュアップを図りましょう。

内部対策9選

内部対策については、きちんとポイントをおさえておけば、比較的に短期での効果が期待しやすいのが特徴です。すぐに実行できるものも多いので、優先的にサイトの見直しを図ってみるとよいでしょう。

1.わかりやすいタイトルを設定する

まずは、Webサイトや各ページのタイトルに目を向け、検索エンジンに認識されやすいものに設定することが大切です。タイトルについては、ある程度意識すべきポイントが決まっており、Googleであれば「検索キーワードとの関連性が高いか」「30文字前後にまとめられているか」などが重要な要素となります。 また、検索したユーザーの興味を引きつけるためにも、端的でわかりやすいタイトルを心がけるのもポイントです。

2.メタディスクリプションを工夫する

「メタディスクリプション」とは下記のように、そのページがどのような内容を記載しているのかを100字程度で説明した文章のことです。

検索結果の画面上では、各サイト名やページ名の下部に表示される短いテキストの部分を指しています。にあたります。 メタディスクリプションそのものは、検索エンジンの評価に与える影響が比較的に小さいとされていますが、画面表示されてからのクリック率は大きく左右します。 ユーザーが思わず内容を見たくなるようなテキストであれば、検索による流入が増えやすくなるので、優先的にこだわるべき部分といえるでしょう。

3.重複コンテンツを避ける

複数のページで内容が重複していると、検索エンジンはどのページをインデックスすればよいかがわからなくなるため、評価が下がりやすくなってしまいます。SEOの観点ではある程度コンテンツの「量」にこだわることも重要ですが、重複する内容については、内部対策の観点から削除するほうが無難といえるでしょう。

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